大径管自動寸法形状測定装置 ULTRAMETRIX
探傷方法:レーザ法
1420ミリメートルの大口径管の寸法形状の自動測定を目的としています。
2つの独立したシステムで構成されています。
- 直径の測定システム:これにより真円度、パイプ交差プロファイル及び配管の曲りを測定します。
- 溶接部及び熱影響部の傾斜部形状測定及び切断面のベベル形状測定等を行います。
測定装置の特徴
- 測定機構部は配管の曲率測定システムのための特殊な剛性構造を有しており、外部と固有振動を回避するあるいは吸収するようにしているため、安定した測定ができます。
- 配管の曲率測定回路は、管の中心軸方向の曲率と共に、面の曲率の測定を可能にしています。
- パイプの3次元モデルを各断面のプロファイル管および形状の中心軸位置のデータに基づいて正確に、構築することができます。
レーザスキャナの自動調整とキャリブレーション。
自動調整および較正のための、ソフトウェアモジュールを持っています。
機器の調整と校正は自動的に行われます。
校正結果は、電子プロトコルとして保存され、プリントアウトすることができます。
装置主仕様
項目 | 内容 |
---|---|
測定対象 | 大径管 |
外径 | 1420mmまで |
鋼管搬送速度 | 自動 |
測定項目 | 外径、真円度 管断面プロフィル 管曲率 管端部べべル形状、切断部の傾斜 溶接部形状、熱影響部の形状 |